とある DMH-17Cの一生

気動車の機関(エンジン)は常に同じ物が載っているわけではない事実をご存知だろうか?
自動車の機関は車両の廃車まで同じ機関が載っているのが一般的でなのでピンと来ない方も居るのではないだろうか?

気動車の機関は 検査車両から取外した物をオーバーホールしてその車両に取り付けるのではなくて
予めオーバーホールされていた物を取り付けるのが普通であり
そのことにより検査車両から機関を取外すと即座にオーバーホール済みの機関を取り付けることが出来るため
検査の期間や手間を少なくすることが出来る
車体には履歴簿があり 履歴簿によって走行距離や修繕履歴が管理されている事は良く知られていると思うが
機関にも履歴簿がある
「機関履歴簿」と呼ばれ、その機関が積まれた車両と共に工場⇔運転所を移動し管理されている
鉄道ファンと言えどこの事実を知らない方も多いと思うので
今回は写真ブログという訳ではないが 手持ちの機関履歴簿を元に ある機関の一生を辿ってみたいと思う


機関履歴簿の表紙には機関の製造所と製造番号が記載されている
新潟鉄工製 DMH-17C-20794



機関の移動を記したページ



機関の走行距離を記したページ

他に修繕や改造、性能記録等もあるが今回の話の趣旨である
機関の移動ページを見てみよう
実に詳しく書いてあるのだが割愛して簡単に書き出してみた

昭和35年9月  キハ20 350 新製 新潟鉄工所
昭和36年9月  キハ26 194 取付 名古屋工場
昭和37年7月  キハ51 14  取付 松任工場
昭和37年7月  キハ20 229 取付 名古屋工場
昭和39年5月  キロ25 45  取付 名古屋工場
昭和40年3月  キユニ26 35 取付 名古屋工場
昭和40年11月  キハ55 165 取付 名古屋工場
昭和41年9月  キハ55 159 取付 名古屋工場
昭和42年9月  キハ20 349 取付 松任工場
昭和43年9月  キハ25 210 取付 松任工場
昭和44年10月  キハ26 4   取付 名古屋工場
昭和45年11月  キハ55 184 取付 松任工場
昭和45年11月  キハ55 165 取付 名古屋工場
昭和47年3月  キハ55 158 取付 名古屋工場
昭和48年6月  キハ17 228 取付 名古屋工場
昭和49年7月  キハユニ16 10 取付 名古屋工場
昭和50年7月  キハ17 62   取付 名古屋工場
昭和51年9月  キハ55 155 取付 名古屋工場
昭和53年9月  キハ20 471 取付 名古屋工場


以上、この機関が載せられた車両の列記である
キハ20 471の最後は志布志機関区配置で 鹿児島工場と志布志機関区の記載があるが
廃車時期や距離は残念ながら記載されていない
志布志機関区最後の記載の機関走行距離は279万7412キロであった

また、検査を受ける度に変速機の製造番号と燃料噴射ポンプの製造番号も変わっているので
この関係は車両と機関との関係と同様の関係である





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第二の人生


東京の路上で夢空間の車両を見かけた
線路の上に乗ってはいるがもう走ることはない
レストランとして第二の人生を送っている
大切にされているのだろう
保存方法の割には保存状態は良かった
今後も末永く大切に使って欲しいと切に願った

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食堂車


食というものは 人世の楽しみであり、旅の楽しみでもある。
一体何人の人がここで食事をし、語らったのだろう。

トワイライトエクスプレス食堂車にて

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